-
株式会社平原建築工房代表取締役 / 一級建築士
平原 昭祥Hirahara Akihiro
-
株式会社平原建築工房代表取締役 / 一級建築士
平原 昭祥Hirahara Akihiro
PlainHomeができるまでの物語...
昭和52年2月14日、平原家の3兄弟の長男として誕生。
鹿児島県より集団就職で大阪に引っ越してきた両親の元、
平原家の長男として生まれました。
明るく働き者のサラリーマンの父と厳しいがとても優しい母の間ですくすくと成長。
決して裕福な家柄ではありませんでしたが、
後にできた弟たちと兄弟3人で、
毎日外で走り回って暗くなるまで家に帰ってこない子供でした。
3兄弟はいつも仲が良く一緒に遊んでいましたが、
それには父と母の思いがあったのかもしれません。
買ってくれたプレゼントは、いつも3人の共有になるんです。
そのため一つのボールで3人一緒に遊ぶ、
一つのスケボーで順番に遊ぶ、
ブロックをするときも必ず一緒に遊んでいました。
何をするにも3人一緒。
そりゃケンカもいっぱいしたけど仲良くもなりますよね。
就職。そして転機...
父が建設会社のサラリーマンだった影響もあり、
大阪の建設会社に就職します。
バブルが終わってすぐのため、景気もどん底。
そんな中での就職だったにもかかわらず、
雇用していただいた社長には、昔かたぎの難しさがありながらも、
優しくじっくりと仕事を教えていただきました。
当初は、住宅関係を勉強し、
のちに公共工事、保育園、店舗、寺社仏閣、マンションと
いろいろな建築の技術を教えていただきました。
その経験が今、本当に役に立っています。
そして転機を迎えます。
当時会社近くで一人で暮らしていましたが、
すぐ近くの交差点で大きな事故に巻き込まれます。
軽自動車にはねられた上に踏みつけられて全治6ヶ月の大怪我。
命があったことに感謝しました。
入院後は実家に帰ることになり、家に帰ってからも
しばらくは会社に出社することもできず、
実家の近くで療養しているときにのちに妻になる
しのぶさまと出会うことになるのです。
妻とは実家が隣同士ですが、幼馴染というわけではありません。
妻は高校の時に引っ越ししてきて
顔を合わせたのはずいぶん時間が経ってからでした。
そのしのぶさまとめでたく式をあげてから、
4人の子供を持つことになります。
決意と独立...
家庭、特に子供を持つと家に対する考え方を改めさせられました。
第一子の長女が生まれたのをきっかけにマイホームの購入を決意します。
当時の僕は建てることへの知識はあっても、
土地に関する知識が欠落したまま分譲住宅会社の乱立する
堺市で分譲住宅を購入することになります。
そこで自由度の利かない土地を売る分譲住宅の販売姿勢を思い知らされます。
人生の中で大きな買い物にもかかわらず、
設計制約の多さ自由設計と書いたチラシは何処に行ったのか
という設計ルール、仕様もすべて変更できず...
その頃から独立し、お客様と一緒につくる"家づくり"を想像し始めました。
当時32歳、若さのおかげか、思いと勢いだけで独立をはたします。
のちに株式会社平原建築工房を設立。
サラリーマン時代に培った技術で住宅、店舗を中心に
寺社仏閣や保育園などいろいろな仕事を請け負ってきましたが、
2016年の母の死をきっかけに
大きく住宅事業へのかじ取りを行う決心をします。
そこには母と共に暮らした家への思いと
自ら経験した分譲住宅購入の経験が重なり、
家族が笑顔で、そして幸せであるために
より良い暮らし方、生き方を追求する、
家づくりを展開していくことになります。
家族と幸せに暮らす家とは?...
幸せに暮らす家をつくるため
自然素材住宅専門のブランドとしてPlainHome(プレインホーム)を創ります。
PlainHomeは「家族と幸せに暮らす家」がテーマです。
だからこそ、本物の自然素材にこだわり
ゆたかな暮らし、生き方に寄り添った、
心地よい住宅づくりを行います。
室内壁は珪藻土や漆喰の塗壁、床には無垢フローリング。
手の届くほとんどの所を自然素材でつくりたいんです。
親になって感じ思うことを、そのまま家づくりに詰め込みました。
子供には無垢の床でコロコロ回って、
「ふぅふぅ」いいながら一生懸命ハイハイをして欲しい。
その床に化学物質を加えたくないだけです。
なんにでも好奇心旺盛なその手で触る壁に化学物質を加えたくないだけなんです。
暖かいリビングでみんな集まって会話をする。
その空間を作り上げます。
PlainHomeが年間6棟しか手掛けない理由...
従来の住宅会社は、どんどん売り上げを伸ばすために
建築棟数を増やしていくのが普通のことになっています。
ですが、私は「会社の売り上げを伸ばす家づくり」ではなく
「住む人に喜ばれる家づくり」をしたい。
お客様は「私たち」を選んで家づくりを託してくださっています。
数多くの住宅会社からPlainHomeを選んでくださった
お客様のために、1棟1棟丁寧な家づくりをしていきたい。
だからこそPlainHomeは「自信を持ってお引き渡しができる棟数」を
6棟までと決めています。
私たちは営業から設計、現場管理まですべて自社で行います。
PlainHomeは大手様のような派手さはないかもしれませんが、
ゆっくり、じっくり丁寧に家をつくることにかけては自信と誇りをもっています。
「家を買いたい」というよりは「自分の家を建てたい」という人は、
是非一度お気軽にプレインホームにご相談ください。
共につくる...
PlainHomeのお家づくりはお客様と一緒に
楽しみつくりあげる家づくりです。
だからこそ、建物にまつわる神事も大切にしています。
地元の神様に土地を清めてもらう地鎮祭。
建物の骨組みができた時に行う上棟式。
今ではあまり執り行われなくなった神事も
一つ一つに意味があり、節目となるものです。
時間をかけ、想い込めた家づくりだからこそ
その期間に多くの思い出をつくっていただきたい。
そして家を建ててからもずっと幸せな思い出を
積み重ねてもらいたいと願っています。
想いと願い...
今この時代、コロナ禍を経て家に対する
考え方が大きく変わろうとしています。
ですが、私の想いは変わりません。
PlainHomeは家づくりを通してお客様に
「幸せ」を届けられる会社でありたいと思っています。
そこに暮らす家族が笑顔にあふれ人生をゆたかで幸せに送れる空間づくりをするために、
日々学び新しい技術や知識を積み重ね更なる努力を続けています。
変わり続ける時代に変わらない想いで、これからも挑戦し続ける会社であり続けます。
PlainHome 株式会社平原建築工房
代表取締役社長 平原昭祥
...