フローリングの床が冷たい理由【無垢材】
こんにちは、プレインホームの平田です。
11月に入り、日に日に寒さが増してきました。
朝起きても、床が冷たくてスリッパ無しでは歩きたくない。
そんな風に感じられてる方も多いのではないでしょうか。
そんな床の底冷えを和らげるには、まずはスリッパ、次に思いつくのは床暖房でしょうか。
他にはホットカーペットや絨毯を敷くという方法もありますね。
でも冬はガス代や電気代が・・・とお悩みの方には、無垢の床材をおすすします。
■無垢材はなぜ冷たく感じにくいのか
それではなぜ、普通のフローリングの床に比べ、無垢材の床は冷たくなりにくいのでしょうか。
それにはこのように熱伝導率と密着度が関係しています。
熱伝導率とは、熱の伝わる割合のことです。
簡単に言うと、
・熱伝導率が高いと⇒熱が伝わりやすい
・熱伝導率が低いと⇒熱が伝わりにくい
ということになります。
木材とガラスでは熱伝導率の低いガラスの方が冷たく感じるのは、表面の形状にあります。
ガラスの表面はツルツルで空気が入り込む隙間がなく、木材の表面はザラザラで空気が入り込む隙間があるからです。
無垢材にはたくさんの空気が含まれています。その空気が断熱の役割を果たすため、冷気が無垢材に伝わりにくくなり、冷えるのを防ぐ作用があります。
そして、足に熱を伝えるときも空気が断熱の役割を果たすため、さらに冷たさを感じにくくなります。
床暖房や、エアコンなどガスや電気の力で快適に過ごすのではなく、自然の力を使い快適に過ごす。
地球にも財布にも優しい、お話しでした。
平田