家づくりの流れ。〜be plus2F style ③上棟式〜
こんにちは。プレインホームの平原しのぶです。
今回は前回お話した『足場設置から棟上げまで+屋根工事・外壁構造用合板張り』までのお話の続きで、家づくりで大切なイベント『上棟式』についてお話したいと思います。
『家づくりの流れ。be▶plusu 2F style ①』はこちらからご覧ください。
『家づくりの流れ。be▶plusu 2F style ②』はこちらからご覧ください。
1)上棟式とは
上棟式は、梁や柱などの骨組みが完成し、木造住宅の場合は最上部に棟木を上げる儀式を差し「棟上げ(むねあげ)」「建前(たてまえ)」とも呼ばれます。
ここまで無事に工事が進んだことに対する感謝の気持ちとともに、無事に家が完成することを祈願します。
また施主様と大工さんの顔合わせの日としてご挨拶をしていただきます。これから完成まで施主様と数ヶ月にわたり工事の中でお付合いしていただくことになるので、施主様と大工さんとの距離が近づくきっかけとなればと思っています。
プレインホームではこういった家づくりでの儀式を大切に考え『家を建てる』この時にしか体験できないイベントを一緒に楽しんでいただき、家づくりの思い出として残してほしいという想いから執り行っています。
2)四方固めの儀
四方固めの儀とは、建物の四隅を酒・米・塩でお清めし、工事の無事を願う儀式です。
施主様に北、東、南、西の隅柱に塩、米、お酒をまいてもらいます
次に、当社では大工さんが木工事で使用する「カケヤ」という工具使って、施主様に土台を締め固めていただく儀式を行っています。
3)祭壇清めの儀
祭壇清めの儀とは、神前にお供え物をする儀式です。
まずは、御幣の前にお集まりいただき、施主様に祭壇へ塩、米、お酒を備えていただきます。
そして、皆様で「2礼2拍手1礼」をいたします。
4)御幣の設置
御幣とは「お施主様・施工者・年月日」などを記した板に両紙垂れをはさみ、扇子や水引で飾られた縁起物です。
御幣には家に難を寄せ付けない「神様」的な役割があり、これからの工事の安全と、家とそこに住む家族を守ってくれますようにという意味が込められています。
そんな大切な御幣を大工さんに棟木に取り付けてもらいます。
5)施主様のご挨拶・当社からのお礼・大工さんの紹介
ここでは、施主様よりご挨拶のお言葉を頂戴し、当社担当者から感謝の気持ちをお伝えします。
そして、これから完成まで施主様と数ヶ月にわたり工事の中でお付合いしていただくことになる大工の棟梁をご紹介します。
紹介後、棟梁からご挨拶があります。
工事の間、施主様が気軽にお家を見学しに来ていただくためにも大切な顔合わせの場だと考えております。
6)手形式
上棟式は、これで終了ですが、当社ではこの後ご家族のお家づくりの思い出として「手形式」という儀式を執り行っています。
家づくりを一生の思い出に残していただきたい!という想いから、棟板に手形で家族の想い(生命)を吹き込んでいただき、ご家族の願いを書き記してもらいます。
最後に、完成した棟板と一緒に記念撮影をして♪新居完成への想いと工事の安全を祈願して、御幣と一緒に棟木に取り付けます。
お家が完成したら見えなくなってしまうものですが、きっとずっとずっとこの想いの板がご家族の幸せを見守ってくれていると信じて!これからもこんな素敵な「手形式」をずっと続けていきたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回も家づくりの流れについてお話したいと思っています。みなさま、引き続きお付き合いいただけますと幸いです♪
次回はいよいよ内装工事についてのお話です。内装工事に入るとお家の完成がイメージしやすくなり工事の進捗状況も見ていて一番楽しめると思います♪
次回のブログもお楽しみに♫
平原 しのぶ